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片腕剣士の剣道挑戦記! 〜剣道の訓〜 |
剣道を正しく真剣に学び | |
心身を錬磨して旺盛なる気力を養い | |
剣道の特性を通じて礼節をとうとび | |
信義を重んじ誠を尽くして | |
常に自己の修養に努め | |
以って国家社会を愛して | |
広く人類の平和繁栄に | |
寄与せんとするものである |
剣道とは古来日本の武士が武術として修練した形式を現代化し、スポーツ |
形式で行うものである。従って剣道の要素の中には日本の武士が修練の |
目標として徳目があり、これらの徳目は修正することによって現代の民主 |
的な社会に於ても最も必要であり、重要な徳目でもある。従って剣道は |
(イ) 心を磨くこと。 |
(ロ) 身体を鍛錬すること。 |
(ハ) 技術を修得すること。 |
の三つの練習目標を持った日本人的な人づくりでスポーツ以上のものである。 |
剣道の中には日本の伝統の特性があるので、剣道を修練する事は、剣道の |
技術を身につけるばかりではなく剣道修練を通じての人づくりである。 |
剣道の伝統的な効果をあげれば、 |
(イ) 忠の徳目は社会奉仕への精神をつくる。 |
(ロ) 礼の徳目は相互平等の立場をつくる。 |
(ハ) 信の徳目は人格尊重の気持ちをつくる。 |
(二) 勇の徳目は社会向上の意欲をつくる。 |
(ホ) 質素の徳目は生活安定の方法をつくる。 |
又、スポーツ的な特色としては、 |
(イ) 年齢、体格、男女の別なく修練が出来る。 |
(ロ) 短時間で自己に適した運動が出来る。 |
(ハ) 少人数でも狭い場所でも、1年中昼夜の別なく練習が出来る。 |
(二) 精神の集中力が出来る。 |
(ホ) 礼儀を正しくする。 |
(ヘ) 美しい正しい姿勢をつくる。 |
(ト ) ピンチに強い人間をつくる。 |
(チ) 指導的立場に立つことのできる人間をつくる。 |
剣道は日本の伝統的な武士道精神の要素が数多く含まれており「礼」はその |
中のもっとも中心的な重要な徳目であるので、剣道においても「礼に始まり礼 |
におわる」といってきわめて重要なものとされている。礼は武士社会に於いて |
階級制度や相互の地位を維持するためにつくられた徳目であるが、民主化さ |
れた現代においても平等の立場から社会生活の秩序を保つもにもっとも必要 |
な要素であり、そういう意味において剣道を修練する価値のである。 |
又、剣道は斗争形式をとるので、礼を失うと粗暴的な態度となり、正しい人づく |
りの目的にもそこなうことが出来難くなるので、特に礼に重んじるのである。 |
剣道の訓から転記。 |